2009年01月31日

ツイン・ピークス

B000TXR2M2ツイン・ピークス ゴールド・ボックス【10枚組】【初回限定生産】 [DVD]
カイル・マクラクラン.マイケル・オントキーン.ララ・フリン・ボイル.シェリリン・フェン, デイヴィッド・リンチ
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン 2007-11-09

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自分が今まで観た映画、ドラマ、アニメなどの映像作品は3000本くらいだと思うのですが、
その中で、最も衝撃的だったのが、この「ツイン・ピークス」です。
「世界一、美しい死体」と当時呼ばれた、田舎町の17歳の少女「ローラ・パーマー」を殺したのは誰なのか・・・。
最後まで観ると、当然その謎は解明されるんですけど、
その事件の真相は、まだ誰にも話したことはないし、言ってはいけないような気持ちにさせられるんですよね。
全てを知ることは、この作品を見届けた人だけが許される。
それくらい、軽々しく扱えない、重みや深さがあるんですよね。



最近は海外ドラマブームで、「24-Twenty Four-」や「プリズン・ブレイク」なんかが人気ですが、
個人的には、この作品を越えるTVドラマは後にも先にも無いんじゃないかと思います。

緻密さと濃密さを兼ね備え、一話一話深みを増しつつ、真相へと歩みを進めるストーリーは、
昨今ののドラマには無い、独特の魅力があります。
それは、全長24時間にも及ぶ、至高のミステリーと呼んでも過言ではないでしょう。
自分は当時、ビデオレンタルで観たんですが、8時間ぶっ通しで観続けた日もあった位でした。

加えて、登場人物が隅々に至るまで、個性的。
というか、変人や狂人までストーリーにどんどん絡んでくるという、まさしく混沌状態。
しかも、小さな田舎町が舞台で、「殆どみんな顔見知り」なので、
一人一人が幾重にも関与しあっているし、それを見ているうちに、
いつの間にか自分もツイン・ピークスの住人として、
この物語を追っているような気分にさせられるんですよね。

緻密なストーリーと、個性的なキャラクターたち。
そして、それらを内包した「ツイン・ピークス」の世界は、「映画作品、数十本に相当する」と言われた程でした。


放送当時は「ピーカー」と呼ばれる熱狂的なファンを数多く生み、日本でも大ブームを巻き起こしました。
ジョージアの缶コーヒーのCMにも登場する位の大人気だったんですよね。

twin.jpg
そんな「ツイン・ピークス」の全てを詰め込んだと言っても良いのが、このゴールドボックス。
2007年にリリースされて、自分もいつか手に入れようと狙っていたんですけど、
Amazonで半額になっていたので、即注文してしまいました・・・。
見つけた時は歓喜しましたね。

ボックスには、全エピソードは勿論、映像特典がタップリ。
しかし、キャスト陣が映像化を猛反対した言われている、
リンチの病的な側面が反映された衝撃映像たちは収録されて無さそうです・・・。
こういう噂が飛び交うのもリンチらしいですけど、本当にそんな映像が残ってるんでしょうかね。
それでも、これだけの内容で15000円は、メチャ良い買い物をしたなぁと思いました。
全編リマスターされている映像も、とても綺麗ですし、新鮮な気持ちで見直すことが出来ますね。

とりあえず、パイロット版だけを観ましたが、これから全エピソードを再び楽しみたいと思います。
また、コーヒーとドーナツに嵌りそうだなぁ・・・。

でも、この作品。
実はあまり他の人に対しては、お勧めでは無いのです。
やっぱ物語が衝撃的過ぎるので、敢えて観ておかなくてもなくても良い作品であるような気もするんですよね。
世界観も濃くて、深いから、中途半端に手出ししても、理解に苦しむ人も居るだろうし、
その辺はやっぱりデヴィッド・リンチ作品なわけです。
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2009年01月30日

Tonight/Franz Ferdinand

B001KL3GY0Tonight
Franz Ferdinand
Epic 2009-01-27

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フランツは、1stは速攻で飛びついたんですけど、2ndは購入もしていないし、シングル曲以外は聴いてもいないんですよね。
たまたまタイミングが合わなかっただけかも知れないんですが、シングルがイマイチだったんでスルーしたわけです。

でも、今回の3rdアルバムは、雑誌などで見た限り、グッと趣向を変えてきてそうだったので、購入しました。



彼らの代表曲として語られているのは、やはり1stアルバムに収録された「Take Me Out」で、ライブでもハイライトとなることが多い曲です。
フランツの特徴がギュっと凝縮されているし、一聴でリスナーを惹きつけてしまうスタイリッシュさを持ったロックンロール・ソング。
彼らの人気を決定付けた曲と言っても良いでしょう。
自分もこの曲を聴いてフランツを聴くようになったし、今でも聴くだけで気分がアガってくる一曲です。



で、今回のアルバムは、オーバーに言うと、その全曲が「Take Me Out状態」なんですよね。
とにかく、全曲に渡って身体を揺り動かすグルーヴが縦にも横にもウネリまくっている。

アレンジにも成長の跡が残っていて、シンセを大幅に導入したり、エレクトロニカ系のスパイスを入れたりと、
今までの彼らの方向性を狂わせない程度に、取り入れ、消化し、血肉化しているなぁという印象を受けました。

後、内容がグッとアダルトな雰囲気になったんですよね。
彼らは元々、ジャケットのデザインやPVに至るまで、総合的にハイセンスなアプローチが出来るバンドですが、
今回はタイトルからも見て取れるように、「夜」のイメージを想像させる曲が多かったです。

一言で言うと、ナイトクラブのスウィング・ロックという感じ。
踊れるAORですね。
さらに例えて言うと、益々ロキシー・ミュージックに接近したなぁという印象でした。
クールでスタイリッシュで、しかもカッコ良い。
そういうサウンドの見せ方は凄く手慣れてて、上手いなぁと思いましたね。
タグ:FRANZ FERDINAND
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2009年01月29日

クライマーズ・ハイ

B001HUN20Cクライマーズ・ハイ デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]
堤真一, 堺雅人, 遠藤憲一, 堀部圭亮, 原田眞人
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2009-01-01

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圧倒的なテンションでラストまでグイグイと引っ張られるような作品でした。
とても見応えがある、素晴らしい作品だったと思います。



一番の見所は、やっぱり主演の堤真一を中心としたキャスト陣でしょうね。
キャスティングに全く失敗が無いと言って良い程で、主要キャスト全員が作品のテンションを加速させていくような、
とてもエネルギッシュな演技を披露してくれる。
大小様々な歯車が、完璧に噛み合って、足並みバッチリで走っているという感じ。

こんなに気持ち良くて、胸が熱くなる演技を観たのは久しぶりだったので、観終えた後に凄く満足感が残りましたね。
ch1.jpg
主演の堤真一は、作品の看板に相応しい抜群の演技だったと思います。
彼の演技力の高さは既に様々な作品で知られていますが、
今まで観たどの作品よりも良かったんじゃないでしょうか。
静と動を使い分けた、幅の広さ。
目が離せなくなるような躍動感。
本当にお見事でした。
今年のアカデミー賞は、彼が獲るんじゃないかと思いましたね。

ch2.jpg
堺雅人も良かったですね。
まず、物凄く新聞記者っぽかったです。
「動」が中心の堤真一に対して、「静」のように見せつつも、心中は熱いという役柄で、
その一瞬見せる熱さの部分が際立ってたし、バランスの良い立場で作品のスパイスとなっていました。
今までは、見た目のヴィジュアル・イメージに近い役が多かったと思いますが、
この作品を機に、色んな一面を見せてくれそうで楽しみです。

その他にも、高嶋政宏、山崎努、遠藤憲一、田口トモロヲ、堀部圭亮、マギー、滝藤賢一、西田尚美 小澤征悦。
他の映画では、確実に主要キャスト級だし、脇役でも存在感をピシピシ発揮するような名優がズラリ勢ぞろい。
しかも、顔を並べているだけじゃなくて、本当に競い合っているかのような演技合戦は、迫力満点でしたね。

ch3.jpg
そんな男性陣に交じって、唯一女性として存在感を放っていた尾野真千子も良かったですね。
男性陣のテンションの高い演技に交じって、飄々としつつも全力で事件に取り組んで行く新人記者を熱演していました。
でも、撮影はさぞかし大変だっただろうなぁ・・・と。

一つの大事件を追って、意地とプライドの全てを賭けて立ち向かった新聞記者たちの一週間に及ぶ戦いの日々。
記者とは何か。
真実とは何か。
そんなことを訴えてくる作品でした。
そして、それは、素晴らしい俳優たちの、素晴らしい演技によって観る者により熱く、強く伝えられる。
映画作品としては、大変優れた作品でしたね。
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2009年01月26日

Slipway Fires/Razorlight

B001KNVJISスリップウェイ・ファイヤーズ~デラックス・エディション(DVD付)
レイザーライト
ユニバーサル インターナショナル 2009-01-14

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今回のRazorlightの新譜はビックリする程、充実した一枚でした。
衝動と若さで突っ走った1stアルバム、グッとトーンを落ち着けた2ndアルバムを経て、
今作では、新たな音楽性の積極的な開拓では無く、2枚のアルバムの長所だけを取り出して丹念に熟成させた作品に仕上がっています。

スピード感溢れるナンバーは、テンションをグッと高めてくれて、
逆にスロウなナンバーは、堂々としていて安定したサウンドを聴かせてくれる。
そういう聴こえ方を意識しているわけでもなく、ごく自然にそれが鳴っているような、
そんなリラックスした雰囲気も感じるので、聴いていて不自然な所が無いんですよね。



先行シングルの「Wire To Wire」にも、そんな彼らの成長したサウンドが表れている。
何の変哲も無いようなシンプルな曲のようでいて、ジョニー・ボーレルのエモーショナルなヴォーカルは、
今まで聴いたこと無いようなソウルを感じさせてくれるし、
ただ単にラウドなだけじゃなく、抑制の利いた静かなテンションをキープしているサウンド面も、彼らの飛躍的な成長を声高に物語っている。
それは、自分たちのサウンドに全幅の信頼を寄せているからこそ可能なんだろうけど、
この作品ではそんな彼らの自信が前面に漲っているように感じるんですよね。
全曲を通じて、ジョンを中心としつつも、全てのセクションが前作よりも格段に良くなっていて、
凄く深みを増しているという印象がありました。

これで、オリジナル・アルバムは3作目だし、今作がこれだけ充実していると、ライブの方も楽しみになりますね。
なんだか、オーディエンスの熱狂が目に浮かぶような、そんな作品だったので、
自分も機会があれば、是非ライブで観てみたいと思いました。

1st、2ndと、全英では100万枚を越えるセールスを記録し、「国民的バンド」と呼ばれるまでに成長した彼らですが、
決して守りに入らず、堂々とまた一歩踏み出したような、そんな素晴らしい一枚でした。天晴れです。
タグ:RAZORLIGHT
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2009年01月25日

アフタースクール

B001EZ645Aアフタースクール [DVD]
大泉洋, 佐々木蔵之介, 堺雅人, 内田けんじ
メディアファクトリー 2008-11-28

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第32回日本アカデミー賞の優秀脚本賞にも選ばれているくらいなので、
ストーリーは凄く良く出来ているんだろうなぁと思って観たんですが、
最後まで巧妙に作り込まれた展開に、ものの見事にダマされてしまいました。
なので、あまり予備知識を入れずに観た方が良い作品ですね。

去年観た「キサラギ」なんかに近いタイプの作品で、
複雑に伏線が絡みまくってるのに、サクサクとストーリーに入って行ける。
まるで、物凄く美味しく飲める「青汁」のようなスッキリした一作でした。

映画作品として本当に良く出来てるなぁと感心しましたね。



キャスティングも良かったと思います。
特に、大泉洋は大正解。
凄く彼の持ち味が生きた、良い役柄だと思うし、演技も良かったと思います。

でも、堺雅人と佐々木蔵之介と3人で絡む所をもうちょっと見たかったですね。

こういう作品は、一度観終わった後に、再度観返しながら、伏線の入り口を辿って行くのも面白いです。
特に、内田けんじ監督と大泉洋によるオーディオ・コメンタリーはかなり面白いので、
是非、2回目はコメンタリーで楽しんで欲しいですね。
まぁ、もう少し映画の伏線に触れて欲しかったかなぁという気もしましたけど・・・。
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2009年01月21日

Fozz/斉藤花

B0014466QSFozz~Greatest Japanese Songs~
斉藤花
UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M) 2008-04-09

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アン・ルイスの名曲、「グッバイ・マイ・ラブ」のカヴァーを聴いて、柔らかい声質が良いなぁと思って、
他の曲も聴いてみたくてなったので斉藤花のアルバムを購入しました。



「グッバイ・マイ・ラブ」はやっぱ凄くいい曲ですね。
沢山のアーティストがカヴァーしてるだけあって、メロディにとても不偏的な美しさがある。
しかし、それ以上に何か聴いてると凄く切なくなってくるんですよね。
別に、今失恋したばかりでもないのに、そういう頃の事を思い出してしまったりする。
しかも、斉藤花が歌うと、またコレが染みるんですよねぇ・・・。
でも、聴き終わると何故かスッキリいい気分。
気持ちが前向きになってるという、そんな一曲ですね。
何か、聴く時期によって捉え方が変わっていくような感じです。

この「FOZZ」というアルバムは、カヴァー曲を中心にした作品。
どれも、彼女の優しい歌声で包まれていて、聴いていると癒されます。
そして、ほんわりと落ち着くというか。
窓際で紅茶でも飲みたい気分にさせられる一枚ですね。

かわいい収録曲かわいい

1・空も飛べるはず (Original Performance By SPITZ)
2・やさしさに包まれたなら (Original Performance By 荒井由実)
3・カナリア諸島にて (Original Performance By 大滝詠一)
4・DOWN TOWN (Original Performance By シュガーベイブ)
5・グッドバイ・マイ・ラブ (Original Performance By アン・ルイス)
6・I Like Chopin (Original Performance By GAZEBO)
7・奏(かなで) (Original Performance By スキマスイッチ)
8・ダーリング (HITACHI ブルーレイカムWOOO CMソング 2月9日より)

http://www.saitohana.com/
↑オフィシャルサイトはこちらです。
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2009年01月20日

Returns/SBK

B001GM7J5KRETURNS
SBK
BMG JAPAN Inc.(BMG)(M) 2008-11-26

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最近、凄くお気に入りの一枚です。
何か車に乗ってるとついついこのディスクに手が伸びるんですよね。

で、決まって頭の3曲を通して聴く。
イントロから始まって、90年代テクノ調のm-floのVERBALとのコラボ曲へ。



続いて、Dragon Ashの降谷建志をフィーチャーした「episode 5」へ。
この曲が凄くカッコ良くて好きなんですよね。
日本のHip-Hopが色んな音楽を呑みこんで、ミクスチャー・ロックへと発展していった頃を思わせる一曲で、
Kj、Shigeo、Shunによるフロウの掛け合いも、語感がリズムとシンクロしてて気持ち良い。
サウンドの疾走感や、アレンジも凄く好みで、連続して何回も続けて聴いてしまうんですよね。

で、ここで満足してしまっていたので、その後の曲はあまり印象に無かったりしたのですが、ようやく全曲聴きました。
後半の方は落ち着いたトラックが多くなってきますね。
もう一曲位勢いのあるナンバーがあると、後半にも盛り上がるポイントになったかなとは思いますが、
個人的にスピード感のある曲が好きなだけなので、これはこれで良いと思いました。

自分はDragon Ashが切り開いた日本のHip Hopの熟成期のアーティストに入れ込んでいた時期があって、
Kick The Can CrewやRip Slyme、ブッダブランド、NITRO MICROPHONE UNDERGROUND、Tha Blue Harbなどを聴いてたんですが、
スケボーキングもその頃によく聴いてたアーティストなので、復活は凄く嬉しいですね。
これを機に、Steady&co.なんかも再始動して欲しいなぁ。
最近の「歌モノ J-HIP HOP」を一蹴するような、カッコ良くてクールなトラックを聴かせて欲しいので、今後の活動にも期待大です!
タグ:SBK
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2009年01月19日

Magic Time/中川翔子

B001J8NS3IMagic Time(DVD付)
中川翔子
SMR(SME)(M) 2009-01-01

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去年の秋に「綺麗ア・ラ・モード」にドップリとハマってしまい、今でも時々聴いているんですが、
2ndアルバムがリリースされ、「こういう系統の曲もあるかなぁ・・・」という期待があったので思い切って購入しました。

でも、あんまり期待通りでは無かったというのが本音です。



「冬の遊園地」だけは別格の出来でしたね。
この曲だけは期待通りの良いバラードでした。
そして、よくよく歌詞を聴くと、亡くなった父親、中川勝彦について歌ってるのかなぁと思えてくるんですよ。
そういう解釈で聴くと、この曲は凄く心に染みますね・・・。

http://blog.oricon.co.jp/koso-rock/archive/170/0

こちらのブログで、彼女が父親である勝彦氏の「雨の動物園」をカバーしたという記事があって、
読んでみると、彼女の父親への思いがよく伝わってくる。



中川勝彦氏は、32歳の若さで白血病で亡くなったそうです。
だから、しょこたんは短い時間しか一緒に過ごせなかった、そんな父親との別れを、
今、改めて噛みしめて乗り越えようとしてるのかなと。
そういう思いで聴くと、なんだかジーンとしました。

PVの方も冬の情感と、切なげな雰囲気が漂っていて、とても良い感じです。
欲を言うなら、アルバムにもう少しこういうタイプの曲が入っていたらなぁと思いましたね。

特典のDVDには、この曲のPVとメイキング映像、オフショット集を収録。
PVとメイキングを見比べると、「これ、本当に同じ人か?」と思ってしまう所もありますね。
強いて例えるなら、PVの方のしょこたんは「彼女にしたい!」って感じで、メイキングやオフショットの方は「楽しい友達」という感じ。
それくらいギャップを感じましたね。

アルバムの方は、「続く世界」、「Brand-new Day」、「空色デイズ」といったハードロック・アニソンのようなトラックに、
「シャーベット色の時間」、「マカロン・ホリデイ」、「Ivy」のような80'sアイドル・ソングが絡み、
さらに、「綺麗ア・ラ・モード」、「冬の遊園地」といったスウィートなバラードが加わるという、
よくよく聴くと、かなりミクスチャーな内容ですね。
こんな取り合わせでバランスを強引に保っちゃっているのも、しょこたんの様々なカルチャーへの造詣の深さが成せる技なのかもしれないですね。
magic.jpg
初回盤を買いました!(ギザ初回仕様だそうです)
中ジャケ写真の方が可愛らしかったですね。
わざわざ、写真を撮るまでもないかなと思ったのですが・・・。
後、差し替えジャケとハガキが封入されていました。

今後はどうするんでしょうかね・・・。
アイドルや歌手として長く活動するには、まだフォーカスが絞り切れていない感じがするので、
これから少しずつ彼女らしさが一つの形になっていくんでしょうけど、
個人的にはしっとりとした「ア・ラ・モード」路線を期待しています。
後、「ユメレジ」でコラボしそうな雰囲気だった中田ヤスタカなんかも、合いそうな気がしますね。
タグ:中川翔子
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2009年01月18日

Vice&Virtue/Keith

B001JPSMIWVice&Virtue
KEITH
Lucky Number/Beat Records 2008-12-17

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マンチェスター出身っていうのは自分にとっては見逃せないキーワード。
もう、それだけで聴く耳が出来てしまうっていうのは、過去の実績があるからなんですよね。

ケミカルブラザーズ、ハッピーマンデーズ、ジョイ・ディヴィジョン、プライマル・スクリーム、
シャーラタンズ、ニューオーダー、ストーン・ローゼス、ダヴズ、スミス、ヘイヴン、オアシス。
もう、殆ど漏れなくって位にハマったバンドばかりなんですけど、
この街がバンドにもたらす共通のアティチュードが不偏であることも凄いなぁと思いますね。

その街が生み出す音楽の最大の特徴は、やっぱり「グルーヴ」。
クラブミュージックとの距離が近く、ダンスサウンドをタップリ吸収した上で、
ロックに還元していくそのスタイルが魅力で、とにかく踊れるんですよね。

キースも1stアルバムは全くピンと来なかったんですが、この2ndアルバムで、その系譜に名を連ねたと言っても良いでしょう。



シングルとなった「Up In The Clouds」からして、とてもダンサンブルで高揚感が高まるナンバー。
渦巻くようなグルーヴと、サイケデリックなギターのフレージングが印象的で、
ローゼズ・ミーツ・スミスと評されるサウンドの長所がいきなり炸裂している。

アルバムの楽曲も全体的なクオリティが高く、
渦巻くベースラインと、エッジの利いたギターが初期U2を彷彿させる、オープニングトラック「Can't See The Face」や、
9分29秒の中に、グルーヴとカオスを封印した、タイトルトラック「Vice And Virture」。
どの曲にも手抜き感やルーズさが無く、彼らの世界観に強固な骨格を持たせている。
これは、優れたアルバムですね。

自分は試聴でこのアルバムを知ったのですが、一聴き惚れで購入してしまいました。
そして、聴けば聴く程に、この薄暗いサイケデリックに魅了されて行くようです。
タグ:keith
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2009年01月16日

Wilderness/Brett Anderson

B001DXBULQWilderness
Brett Anderson
Drowned in Sound 2008-09-01

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ブレッド・アンダーソンが新しいソロ・アルバムをリリースするというのは、
個人的には手放しに喜んで良いのか、結構複雑なニュースなんですよね。
やっぱり正直言うと、ブレッドにはバンドをやって欲しい。
SUEDEの再結成や、Tearsの再始動の方が期待値は高いわけです。

しかし、今回の「ウェルダネス」を聴く限り、彼のソロ活動の充実振りが凄く伝わってきて、
やっぱり、今はそういう時期ではないんだなと思いました。



今回のソロ・アルバムはかなり大胆なチャレンジをしている作品で、
全編の演奏がチェロとピアノ、アコースティックギターのみという、非常にミニマムな構成になっています。
アルバムを重ねる毎に、新しいサウンドエッセンスを導入したり、斬新な音を重ねた実験的なアレンジを施すというような進化を果たすアーティストが多い中、
ここまで「削ぎ落とす」ということを試みた作品は最近では珍しいですし、その試みは、よっぽどサウンドに自信が無いと難しいと思います。
しかし、のアルバムでは、それが一本のコンセプトとして揺るぎない位に成立している。
しかも、一曲一曲の質が非常に高い。

SUEDE時代の「The Wild Ones」のような息を呑む程美しいバラードが、
さらに磨きをかけられ、その一つ一つが美術品のように、並べられている。
そんな、気品すら感じさせる、非常に芸術的な一枚だと思いました。

個人的には捨て曲が一曲も無かったというのが正直な感想ですね。
Tears時代にも、前作のソロ作にも素晴らしいバラードはありましたが、今回の作品はそれと比較しても遜色無いし、
よくもまぁこんなに粒揃いの楽曲ばかりが集まったなぁと感心してしまいました。
またまだソングライティングの才能は枯渇しないですね。

ライブではSUEDE時代の楽曲も披露しているようですが、このアルバムの世界観だと選曲も難しそうですね・・・。
Tears時代の曲はやっぱ封印っぽいなぁ。
SUEDEの曲でも「Trash」とかは雰囲気が違うし、「Everything Will Frow」や「Saturday Night」あたりなら含まれるのかなと。
「Still Life」とかも雰囲気的には行けそうなんですが・・・と、やっぱりSUEDEのことも考えずにはいられないですね。
タグ:Brett Anderson
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2009年01月15日

ハゲタカ

B000M32ZPSハゲタカ DVD-BOX
ポニーキャニオン 2007-07-18

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先日観た「監査法人」が面白かったので、やっぱり「ハゲタカ」も観逃せないと思って鑑賞したのですが、僅か二日間で全話観終えてしまいました。
凄く、面白かったですね。
何か最近のドラマは軽薄そうなものや小説や漫画を原作としたものばかりで、あまり興味を惹かれなかったのですが、
このドラマは企業再生をテーマに取り上げた重厚なストーリーに、
結末を確かめたくなるような展開の見事さも相まって、とても見応えがありました。

社会派な物語というとで難しそうな印象もありましたが、第一回からスムーズに物語に入って行けるし、
企業再生に絡み合うファンドと銀行の駆け引きなども、とてもわかりやすくストーリーに組み込まれているので、
最後まで飽きることなく、また興味深く見ることが出来ました。

キャスト陣も本当に素晴らしくて、魅力的な登場人物たちを、各々が見事に演じきっていて、
それが、ストーリーの緊迫感をしっかりと支えている。
全くと言って良いほどミスキャストが無くて、どの俳優もそれぞれに見所があって良かったですね。
cast_washizu.jpg
それでも、やっぱり大森南朋に尽きますね。
沢山の豪華キャストに囲まれつつも、抜群の存在感を放っていました。
彼の名演が無ければ、この作品は成立しないんじゃないかと思える程。
細かい表情や、クールな語り口など、作品の中で映えるシーンが沢山ありましたね。

cast_shibano.jpg
柴田恭平。
後半になっていくにつれて深みを増していく言葉や行動。
その意味が演技を通じてよく伝わってきました。

cast_nishinoo.jpg
松田龍平。
中盤に出番が無くて、いきなり後半のキーパーソンになるので、
その間の出来事を描ければ、もっと良い人物になったのになぁと。

cast_mishima.jpg
栗山千明。
演技というより、その佇まいだけでも成立するような役柄でしたね。
彼女に、とても似合っている役だったと思いました。

その他、やっぱり脇役陣が凄く豪華で、それぞれが良い演技を見せてくれるんですよね。
中尾彬、宇崎竜童、菅原文太、大杉蓮、田中泯。
ベテラン俳優陣の貫禄タップリの演技もとても見応えがあったし、
ストーリーをグッと引き締めていたと思います。

ということで、とても楽しんで観ることが出来ました。

作品はTV放映後も反響が高く、様々なドラマ賞を獲得。
今年6月には主要キャストはそのままに、劇場版も公開されるそうです。
個人的には、大森南朋の「鷲津」が見れるだけでも、映画館に足を運ぶ価値があると思いますね。
今度はどんなマネーゲームを見せてくれるのか、とても楽しみです。

http://www.nhk.or.jp/hagetaka/index.html
↑公式サイトはこちら
posted by Singer at 06:00| Comment(0) | TrackBack(2) | ●movie review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月05日

機動警察パトレイバー 劇場版

B00012T0HQ機動警察パトレイバー 劇場版 [DVD]
ヘッドギア
バンダイビジュアル 2004-01-23

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抜群の面白さと、エンターテイメント性に溢れた、見応えタップリのアニメ作品ですね。
自分は原作コミックからOVA、TV版と一通りパトレイバー関連にはドップリ嵌ったので、
贔屓目で見てしまう部分はありますが、それを差し引いて見てもとても良く出来た作品だと思う部分が沢山あります。

単純にストーリーが凄く良く出来ていて、その構成が見事なので何回も何回も繰り返して見れるだけのクオリティがあるし、
初めてパトレイバーの世界に触れる人の為のインフォメーションも効果的に挿まれているので、幅広い層の視聴に対応出来るような内容に仕上げられています。
原作を読んでいたりすると良く分かるのですが、さり気なく作品の中の重要なキーワードが織り込まれているので、
上手くストーリーに馴染ませているなぁと感心しながら観ることが多いですね。
x-10.jpg
個人的なお気に入りは、やっぱりオープニング。
今でもこの一連のシーンは観ると物凄くテンションが上がります。
暴走するレイバー。
それを阻止する自衛隊。
鎮圧された機体のハッチを開くとコクピットは無人・・・。
これから始まる物語を盛り上げて行く、抜群の導入部となっています。
川井憲次による音楽もカッコ良いし、カット割りとかタイトルの出し方とかも当時はとても斬新に感じましたね。
type0.jpg
クライマックスのバトルシーンもスリリングで、見応えがあります。
この第一作は、他の劇場版と比較しても、特車二課の活躍が大きくクローズアップされているし、レイバー同士のバトルも見応え十分。
特に零式は洗練されたデザインがカッコ良いし、アクションも力強さがあって、敵役としては抜群の存在感を放っています。
ラストシーンも、大団円のハッピーエンドで、パトレイバーの醍醐味が集約された、印象的な幕引きとなってることろも好感が持てるんですよね。

押井守の監督作品というと、「イノセンス」や「攻殻機動隊」が有名ですが、個人的には難解であまり好きじゃなかったりします。
パトレイバーも二作目以降は殆ど観ないし、映像が斬新だとしても、やっぱりストーリーが魅力的じゃないと観ていて楽しくないんですよね。
もし、いつか第四作目が作られるなら、原点に戻ってこういう作品を作って欲しいなと思います。
posted by Singer at 04:45| Comment(2) | TrackBack(1) | ●movie review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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