
「メチャメチャ観たい!」というほどでは無かったんですが、
ちょっと興味があったので、何となくではありますが「少年メリケンサック」を観てきました。
「面白い!」というよりは、「楽しい!」っていう感じの作品でしたね。
でも、結構下品な表現や、プチ・バイオレンス描写があるので、
カップルとかで観ると、相手によっては生理的に受け付けられなかったりするかも知れませんね。
自分は結構、楽しんで観ることが出来ました。
劇場でも笑いが巻き起こることが多かったし、ラストも笑いを堪えるのに必死だったなぁ。
作品はパンクの精神を語っているというより、それ自体がパンクな感じがしました。
キャラクター、セリフ、ストーリーの随所にブッ飛んだ所があって、
そんな暴れまわっている要素を、しっかりと映画の構成の中に収めているのが凄いなぁと思いましたね。

宮崎あおいはあまり好きじゃなくて。
どうも、あの男受けが良さそうな声とか、顔がどうも好きになれないんですよね。
というか、何か意地でも「騙されないぞ!」と抵抗したくなる感じなのかも。
でも、やっぱ「結構、可愛いなぁ」と一瞬思わされたりもするのが悔しかったりもあり。
でも、今回の役は女優として凄く評価出来る演技を見せてくれたのではないかと思いました。
というか、「篤姫」のヒットで今や国民的女優の立場に立てる位置に居ながら、
この弾けた役にチャレンジするという、それ自体が女優としての貪欲な姿勢を感じるし、
そのチャレンジをしっかりと成功させているのが見事でしたね。
演技の振れ幅の広さを感じさせてくれて、実力派と呼ばれるに相応しい女優さんになったなと思いました。
「可愛らしい子」から、どんどんパンクに目覚めてく変貌ぶりも良かったし、
セリフのテンポも抜群で、会話シーンがとても楽しかったも、彼女の演技による所が大きかったのではないでしょうか。
彼女を中心として、「少年メリケンサック」の面々も、名だたる名優がズラリ。
全体的に、演技の水準はとても高かったと思うし、作品の面白さを各俳優の演技がしっかりと支えていたのも印象的でした。




